お知らせ
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作成日:2008/01/16
事業承継を考える シリーズ3【終了】



会長となることを検討していますが・・・気をつけなければならないことは何?

黒子に徹する(口出しをしない)ことだといえましょう。

 例えば、事業承継によって後継者が社長になり、自分は会長に退いたとします。承継してすぐの頃は、後継者の行うことは気に入らないことがほとんどだと思います。しかし、ここで後継者に口出しをしてしまえば、後継社長が仕事がしにくくなります。加

えて、役員や部課長にまで口出しをしてしまっては、二頭政治になってしまい、社内が混乱する恐れがあります。

 

 こうした事態を避けるためには、社長に対して報告を義務づけておくことをお薦めします。社長からの報告があれば社内の状況がつかめますから、口を出したくなることは少なくなると思われます。さらに気をつけることは、その報告に対しても結果として

間違っていなければ、やり方が気に入らなくても口出ししないようにすることです。ただし、アドバイスを求められた時は積極的に応えてあげましょう。

 また、自分の為にも後継社長のためにも「表舞台に立たない黒子役であっても、会長としての役割をきちんと残す」事も必要です。そのためには後継者との擦り合わせ、役割分担を事前にきちんと行っておく事が必要です。

 

 特に創業社長である場合は、「終身会長」と位置付け、その役割を持ち続けた方が良いでしょう。目安としては、10〜15%位の役割で、具体的には、同業者の会合や金融機関の顧客の会合、法人会など、本来業務上あまり重要でない対外的な部分の会合な

どとしておきます。

 そして社長には、本業に専念してもらうという形にします。後継社長には、自分の信頼と信用を社内外から得ることが第一のミッションです。

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