作成日：2010/10/18
年末にかけての資金繰りのチェック【終了】
年末にかけて在庫の増加、賞与等の必要資金の増加、交際費等のの経費増加の時期です。
11〜12月に中間・予定納税のある法人は、納税資金の確保も必要です。
11月・・・3月決算法人の中間納税と3、6、9、12月決算法人の消費税予定納税。
12月・・・4月決算法人の中間納税と1、4、7、10月決算法人の消費税予定納税。
例年の実績を参考にしながら、今期の実勢と計画を検討し、資金需要を見積もりましょう。その内容の手当をチェックしましょう。
○月次の現金収支のバランスは適切か
○月次の賞味運転資本の推移は適切か
○月次・日次の売上（受注・生産・販売）を把握しているか
○売上総利益（粗利）の推移は適切か
○現金支出の伴う経費は何か、いくらあるかを把握しているか
○削減できる経費項目の検討はしたか
○借入金の返済状況は適切か
○借入金の長期返済へ借り換えを検討したか
○金融コストが営業利益を食いつぶしていないか
○税金・社会保険料の支払状況は適切か
○役員報酬の未払状況を把握しているか
○買掛金や未払金の支払遅延はないか
○支払いサイトを延長できるところはないか
○債権で早期回収できるところはないか
○積極的に債権の回収努力をしているか
○過剰在庫はないか
○受取手形サイトの短縮、支払手形サイトの延長など工夫できるところはないか
